私がスキンケア迷子だった話【Episode0】

一人暮らし生活改善

私がスキンケアに興味を持ったのは、妹がきっかけだった。


メイクから始まった

私の母は、毎朝きちんと身支度をするタイプだった。
ルーティン化された母の身支度を見ているうちに、自然とメイクの仕方を覚えて、様々な色のアイシャドウを重ねて遊ぶことを覚えた。
ありがたいことに、思春期でも肌トラブルはほぼなかった。乾燥肌ではあるけれど、肌のキメは細かくて、大きなニキビや炎症に悩んだ記憶が全くない。

その分、妹は違った。
脂性肌で肌トラブルが多く、「皮膚移植をしたい」と本気で思い悩んでいるのを間近で見ていた。
何とかできないか、少しでも改善する方法はないか⋯と思って、スキンケアを調べ始めた。インターネットがまだ普及していなかった時代なので、雑誌で知識を集めるしかなかった。

科学大嫌いだったので、そっち方面に進むことを一切考えなかったのが私らしい。


自然派・自作スキンケア時代

自然派に傾倒した時期があった。

ガスールを水で溶いて濾して、グリセリンを加えて化粧水を自作した。ミツロウとシアバターでリップクリームやハンドクリームも作った。

その頃のメイク落としはオリーブオイル。
「パスタの気分〜」と言いながらメイクと馴染ませていた。

この時期、あまりスキンケアにお金をかけられなかったのも正直なところ。
自作は手間かかるけど、成分を自分で選べて安価で済むという面白さがあった。

自分で試して良かったものは妹に伝えたが、合わなかったようだった。

今ならわかる。

私は乾燥肌で、妹は脂性肌。
真逆の肌質の相手に、私の肌で試したものを勧めていた。独りよがりだったと思う。

最終的に、自然派スキンケアは面倒くさくなってやめた。
ただ「化粧水は自作できる」という実績はできたので、いい経験だったとは思っている。


結婚して、スキンケアが変わった

20代後半に結婚して、仕事と家事を両立する生活になった。
自作スキンケアに時間や手間を使える余裕がなくなった。あまり高いスキンケア用品も買いにくかった。

自然派を卒業してからはプチプラに移行した。
ちふれ、百均、ソンバーユ などなど。

最終的にソンバーユを使ってから化粧水を重ねて、ちふれの美容液でスキンケア完了。
この工程で落ち着いた。

実はこの頃に、サボリーノが登場した。
「毎日使える化粧水タイプのフェイスパック」の存在をここで初めて知った。もちろん朝のスキンケアに取り入れたのは言うまでもなく、貼ったまま動けることへの感動はこの頃から始まっている。


今に至るまで

その後、紆余曲折あって今は一人暮らしをしている。

40代になってシミが気になり始めた。
肌トラブルは相変わらず少ない方だと思うが、保水力が足りないと感じることが増えた。
診断したわけじゃないけど、インナードライになってきている気がする。手で頬に触れたときのカサつきはなくなったけど、一日の終わりに「乾いてるな」と感じる。

ドラッグストアやソニプラで試供品をもらい続けた結果、スキンケアアイテムのサンプルが大量在庫になる羽目になった。最初は旅行で使うだろうと思ってストックしていたのだが、自分が出不精なのと出張が皆無なので消費できていない。

この大量在庫のサンプルを少しずつ使いながら、いまの自分に合うものを見極めている最中。


妹は今どうしているか

悩みに悩み抜いていた妹も、思春期を超えてからは多少落ち着いた。
それでもトラブルは多いと思う。

市販の肌トラブル向け化粧水を見繕ってプレゼントしたこともある。インターネットが普及した今は、自分でいろいろ調べて向き合っているようだ。

あの頃の私には、妹の肌のことをちゃんと調べる手段がなかった。
今の妹には、その手段がある。それでいいと思っている。


今のスキンケアスタイルへ

メイクは今も好きだ。
でも仕事の日は最小限で、休日に出かけるときだけちゃんとやる。

もちろんスキンケアは毎日やっている。

「手軽に効率よく続けられるか」を基準に選ぶようになったのは、時間がなかった時期があったから。
面倒で自然派をやめたから。そういう歴史が積み重なって、今の効率重視のスキンケアスタイルになっている。

でも私はちょっと欲張りなので、スキンケアは効率よく。でも効果はそれなり以上がほしい。それを模索している毎日です。


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