数年前までハナノヒというサービスを、2年ほど使っていました。
月額定額制で、対象店舗に行くたびに花を1本受け取れるというサービスです。いわゆる「お花のサブスク」。
やめた今も、使ってよかったとは思っています。ただ、続けることはできなかった。その話を書きます。
ハナノヒってどんなサービス?
日比谷花壇が提供しているお花のサブスクアプリで、購入したプランに応じて毎月決まった分、店頭でお花を選んで受け取れるお得なサービスです。
毎日でも、週1でも、自分のライフスタイルに合わせて気軽に使えます。
また店舗によって取り扱う花のラインナップが少しずつ違うので、近くの店舗の品揃えがそのまま自分の選択肢になります。
詳しくはこちら → ハナノヒ公式サイト
※私が利用していた頃(月額980円(税抜)〜)から料金が変わっているようです。
最新のプランは公式サイトでご確認ください。
花のある生活は、意外と心に効いた
疲れて帰宅したとき、部屋に一輪でも花が咲いているのを見ると少しだけホッとします。
これは使い始めてから気づいたことで、「あー⋯何かホッとしていいな」と思える瞬間が、疲れた日ほどあリマした。
部屋に彩りがあるだけで、心が少し軽くなる感覚を初めて感じることができたのもこのサブスクアプリのおかげです。
あとは、花の種類によって水の量や茎の切り方が違うということも知りました。
地味な知識ですが、今まで花は全てたっぷり水をあげればいいと思っていた私にとって、知らなかったことを知ることができた感じはちょっと嬉しかったです。
それでも、やめた理由
もちろんデメリットもあります。
枯れ始めると悲しい。 彩りがある期間が有限なのはわかっているんですが、枯れかけた花を見るのは毎回ちょっと切ない。
水換えが面倒。 最初はそう思っていました。ただ、これは朝のルーティンに組み込んだら気にならなくなりました。慣れる種類のデメリットです。
実家にいた頃は、花をいただく機会があっても切り花の世話は母任せで、一切水換えをしなかった私からしてみたら驚くほどの進化です。
一番の問題は、ラインナップでした。
よく利用していた店舗の品揃えが、ある時期から好みでなくなったんです。それが半年近く続いた。
毎回「好きな花」を選ぶのではなく、「消去法で一番マシな花」を選ぶという状態。これが地味にしんどかった。楽しくないんですよ、消去法の花選びって。
店舗によって扱う花が多少違うのは、どうしようもない部分ではあります。でも「楽しくないな」が半年続いたのが、やめた直接の理由です。
やめてわかったこと
2年使って気づいたのは、「花のある生活の良さ」と、「自分のライフスタイルに合う形がある」ということでした。
部屋に緑や彩りがあると心が整う。
これは本当だったし、実際にサブスクを利用したことで好きな花を見つけることができた。
その花のシーズンには、サブスクとは別に買い足して生けていました。それは今でも続いています。
でも私には、切り花よりも観葉植物の方が合っていたようです。
すぐに枯れない。
水換えも頻繁じゃない。
じわじわ育つのを眺めていられる。
ハナノヒを使っていたからこそ気づけた、自分のライフスタイルに合う植物との付き合い方です。
今は観葉植物に落ち着いた
ハナノヒをやめる少し前、ある店舗でハナノヒ対象商品としてミリオンバンブーが置かれていました。私はミリオンバンブーをハナノヒで3本交換し、生けることにしました。
これが、いわゆる「花」ではなく「小さな観葉植物」を家に置いた最初の出来事でした。
そのうち根が生え、1ヶ月、2ヶ月⋯と枯れない様を見ているうちに、私の気持ちとライフスタイルに一番沿うのが観葉植物だと気づくことになりました。
1000円以下で購入した3本の幹が1年半で増殖して、今では株分けもして本数がえらいことになっています。
その話はまた別の記事で。
最後に
物価高が叫ばれている最近は、花卉の値段ももちろん上がっていて私が利用していた頃よりも値上がりをしています。
ですが、花のある生活が自分にできるのか、どんなものなのかを知るのにはお花のサブスク派とても良いシステムだと思います。
配達してくれるお花のサブスクもありますが、選ぶ楽しみや、変わりゆく花のラインナップで季節を感じることができるのは店頭交換制の良いところだと思います。
自分の機嫌は自分で取る。
もしかしたら、花がその手助けになってくれるかもしれないですね。
